「君たちはどう生きるか」①
史記列伝、生物から見た世界、君たちはどう生きるか(いずれも岩波文庫)あたりから読んでみたらどうでしょう?次いで、方法序説や職業としての学問(どちらも岩波文庫)もいいと思います。ゆっくりかみしめて読んでみてください。 https://t.co/LDGfyXdMml
— 出口治明 (@p_hal) 2017年5月5日
今朝このtwitterを見て、早速地元の図書館に
「君たちはどう生きるか」を借りに行きました!
まだ途中までしか読み進めていませんが、すごく本質をついていて、
うんうんそうだよな、
と思いながら読み進めてました。
その中でも、今日読んだ部分の中で特にハッとさせられたところがあったので、
残して置きたいと思います。
“冷たい水の味がどんなものかということになると、もう、君自身が水を飲んで見ない限り、どうしたって君にわからせることが出来ない。誰がどんなに説明して見たところで、その本当の味は、飲んだことのある人でなければわかりっこないだろう。同じように、生まれつき目の見えない人には、赤とはどんな色か、何としても説明のしようがない。それは、その人の目があいて、実際に赤い色を見たときに、はじめてわかることなんだ。ーーこういうことが人生にはたくさんある。”
“、、、君もこれから、だんだんにそういう書物を読み、立派な人々の思想を学んでゆかなければならないんだが、しかし、それにしても最後の鍵は、ーーコペル君、やっぱり君なのだ。君自身が生きて見て、そこで感じたさまざまな思いをもとにして、はじめて、そういう偉い人たちの言葉の真実も理解することが出来るのだ。数学や科学を学ぶように、ただ書物を読んで、それだけで知るというわけには、決していかない。
だから、こういう事についてまず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発して、その意味を考えてゆくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもゴマ化してはいけない。、、、”
な〜る〜ほ〜ど〜な〜と思いながら読んだ部分です。
今就活中なので、余計に心にずっしりときました。
会社説明会で言われること、キャリアセンターの人に言われること、就活本、友達の意見etc...
ついつい不安から色んな意見や情報をかき集めて、それに従って動いてみては何か違うんじゃないかと不安になって、、の繰り返しだったように思います。
もちろん、人の意見を聞いて参考にすることは大事です。
けど、腹落ちするかしないかって、結局自分の中にしか答えってないんですよね。
やってきた経験、環境、、その時どんな気持ちだったか、何を感じたか、、
自己分析ってこれのことか!と思いました。
これを整理して、じゃあ今後どうする?どうしたい?って考えるのが就活ですね!シンプルに言うと。
自分の頭で考えることの意味がようやくわかった気がします。
ってことで、自分で日記とか書いたり、ブログに残したりしておくことって大事〜!!